こんにちは。『ミニマムWEBマーケティング』ブログ運営チームです。
自社のマーケティング戦略のためにマーケティングコンサルタントに依頼したものの、それが無意味だったと感じた方もいるかもしれません。また、これから依頼しようと考えている経営者の中には、自社にとってそのサービスが本当に意味があるのか疑問に思っている方もいるでしょう。
確かに、貴社の業態や業種を経験したことがあるマーケティングコンサルタントで、一定の成果を出している人物なら信頼できるかもしれません。しかし、現場を知らないコンサルタントが提供するサービスに対して疑問を持つことは自然なことです。
本記事では、マーケティングコンサルタントの役割と価値、そして現場を知らないコンサルタントでも有効な戦略を提供できるのか、その存在意義について詳しく解説します。
この記事を読むことで、マーケティングコンサルタントの真の価値を理解し、自社のビジネスにどのように活用できるかの具体的なアイデアを得ることができます。
マーケティングコンサルタントが自社の成長に役立つと判断できれば、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。
マーケティングコンサルタントとは何か？
マーケティングコンサルタントとは、企業のマーケティング戦略を設計、実行、評価する専門家のことを指します。マーケティングコンサルタントは広告、販売促進、公共関係、新製品開発など、マーケティングのあらゆる側面から企業にとって最適な解決策を提案する職業です。
現代では、マーケティングという言葉がかなり広義に解釈されているため、まずは役割について定義しておきたいと思います。
マーケティングコンサルタントの役割
マーケティングコンサルタントの主な役割は、クライアント企業のマーケティング目標を達成するための戦略を設計することです。ひいては、企業のその先のクライアントの満足こそが、マーケティングコンサルタントが目標とすべき仕事だと言えます。
例えば、以下のようなイメージが分かりやすいでしょう。
- スタートアップや新規商品開発の場合：市場調査、競合分析、ターゲット市場の特定、価格戦略の設定など
- 改善業務の場合：上記に加え、マーケティング戦略全体の見直しなど
マーケティングコンサルタントの役割は、クライアント企業の一員としてマーケティング戦略を実現させ、顧客満足度を高めることに集約されます。
そのため、コンサルタントによってアプローチや手法が異なることが考えられます。
マーケティングコンサルタントが提供するサービス
マーケティングコンサルタントは、戦略策定から実行、評価まで、マーケティングプロセス全体をカバーするサービスを提供します。
近年ではWEB完結型のビジネスも増えてきたため、特定のマーケティング分野、例えばデジタルマーケティングやWEB広告、ソーシャルメディアマーケティングなど、専門的なサービスのみを提供することもあります。
また、大手コンサル会社やフリーランスでもやり手のコンサルタントなど、企業側の選択肢は様々です。
そのため、依頼を検討しているマーケティングコンサルタントの得意領域やスキルセットと、自社の構想がマッチする人物に依頼するのがおすすめです。
もし、何をどう依頼すればいいか分からない場合は、無料ヒアリングを行ってくれるコンサルタントを探してすり合わせを行うといいでしょう。
マーケティングコンサルタントは無意味か？
マーケティングコンサルタントの価値は、その専門知識と経験によって企業がマーケティング目標の達成を助ける能力によって決まります。
しかし、一部の企業は、マーケティングコンサルタントが現場の経験を欠いていると感じ、その価値を疑問視することがあります。
ここでは、マーケティングコンサルタントが無意味なのか、意義があるのかについて考察していきたいと思います。
マーケティングコンサルタントの価値についての議論
マーケティングコンサルタントの価値は、その提供するサービスが企業のマーケティング目標達成にどれだけ貢献するかによって決まります。
しかし、一部の企業では、コンサルタントが現場の経験を欠いていると感じることもあり、依頼してみたけど全然意味がなかったなど、その価値を疑問視することがあります。
そのようなことが起こるのは、大きく分けて以下の4つの原因があると考えています。
- コンサルタントのヒアリングが不十分だった
- 意思疎通が上手にできなかった
- 社内リソースが足りずに戦略を実践できなかった
- 方向性を都度調整できなかった
これらは、全て別の要因のように思われるかもしれませんが、大本の原因はただひとつ、「コミュニケーション不足」です。一方、または双方の意図が上手くゴールに向かわない限り、マーケティング戦略の完遂はないのです。
マーケティングコンサルタントが不要な企業・必要な企業
マーケティングコンサルを無意味と感じる企業の中には、そもそのコンサルを必要としない企業もあります。逆に、必要性を感じていただきたい企業があるのも事実です。
ここでは、マーケティングコンサルが不要な企業と必要な企業を表でまとめてみます。
| コンサルが不要な企業 |
|
| コンサルが必要な企業 |
|
企業にもユーザーがいる限り、マーケティングは一度覚えてしまえば売上が上がり続けるというものでもありませんし、常に学び続ける必要があります。これを社内で内製化するにはコストや教育制度を整える必要性も出てきます。
つまり、社内にマーケターがいない企業は積極的にコンサルタントへ依頼することで、不足した人材を補うことができるのです。また、コンサルタントは第三者であるため、外部の視点が新たな視野をもたらし、企業が見落としていた様々な機会を発見するのに役立つとも言えます。
マーケティングコンサルタントの効果的な利用方法
マーケティングコンサルタントを効果的に利用するためには、明確な目標を設定し、コンサルタントと密にコミュニケーションを取ることが重要です。
特に、社内にマーケティング部署が存在しない企業は、マーケターとして一緒に企業成長に向かってくれるコンサルタントがおすすめです。
「マーケティングコンサルタントを依頼すると費用がかさむ」と考える経営者もいます。しかし、フリーランスコンサルタントの相場は10～30万円程度/月額と、正社員を雇用するコストやりクスと比較すれば、圧倒的にコストパフォーマンスとタイムパフォーマンスがいい場合も多いのです。
以上のことから、コンサルタントの提案を盲目的に受け入れる必要もなく、ディスカッションしながら自社のビジネスに最適な戦略を共に考えられる人物に依頼するといいでしょう。
現場を知らないコンサルタントの存在意義
「マーケティングコンサルタントは現場を知らないから存在意義がない」と懸念を抱いている経営者もいるでしょう。確かに、そのようなケースもあります。
ここでは、なぜそのような齟齬が起こるのかや、どう改善していく必要があるかについて解説していきます。
理論と現場のギャップ
貴社の業態業種を実践者として経験して、ある程度結果を出しているコンサルタントに依頼することで、コンサルの存在意義を感じる場合は大いにあると考えます。しかし、その場合でも理論と現場の間にはしばしばギャップが存在するのが事実です。
このギャップを埋めることができるマーケティングコンサルタントが優れている点は、実は経験や実績だけではなく、コミュニケーションが十分に取れているという要素が大きいのです。反対に、もっとコミュニケーションを取りたいと考えている経営者に対して、月に1回しか面談できないコンサルタントは、ニーズを満たすことは難しいのです。
また、全体マーケを見て欲しいのに、広告だけ・SNSだけに特化しているというコンサルタントではミスマッチになってしまいます。
依頼する際は、知識や経験に加え、何をどれくらいサポートしてくれるかの「量」についても要望を出しておくことでニーズのズレがなくなり、互いにストレスを感じにくくなるでしょう。
コンサルタントは上から目線でウザい
現場を知らないくせに上から目線でウザいと感じるコンサルタントに当たったことがあるかもしれません。この場合、コンサルタント側に圧倒的に足りていないのは、繰り返しになりますが、コミュニケーション力です。
特に、
- 傾聴力
- 共感力
この2つが不足していると、企業側に不快感を与えてしまいます。
企業側、特にこれからコンサル依頼をしたいと考える中小企業の経営者の方は、ご自身が「話しやすい」「相談しやすい」と感じられる人物に依頼することで、このような問題が起きにくくなるでしょう。
コンサルタントの視点がもたらす新たな視野
マーケティングコンサルタントの強みは企業の外部から見た視点を提供できることです。これにより、企業が見落としていた機会や問題を発見することができます。
このことから、コンサルタントが存在する理由は、未発見の機会を見つけ出すきっかけだと言えます。
事業が上向きになったらマーケティングを内製化したいと考えている企業も、視野を広める上でもコンサルを依頼することで、成長が速まる可能性を手に入れることができるのです。
マーケティングコンサルタントの選び方
ここからは、マーケティングコンサルタントを選ぶ際にのポイントをご紹介します。
成果を上げるマーケティングコンサルタントの特徴
まとめると、成果を上げるマーケティングコンサルタントの特徴は以下の通りです。
- 専門知識、経験、過去の実績
- コミュニケーション力
- 相談のしやすさ
- サポートの量や柔軟性
スタートアップや中小企業では、特に、クライアントとの良好なコミュニケーションを維持し、必要に応じて戦略を調整してくれる柔軟性ある先への依頼がおすすめです。
『ミニマムWEBマーケティング』の成功的なパートナーシップの例
『ミニマムWEBマーケティング』では、コンテンツSEOコンサルティングのご依頼があったエンドユーザー向け来店型店舗様に対して、以下のようなご提案をしました。
- 既存顧客リストへのリセールス
- 各SNSやメディアのリブランディング
- オウンドメディアのコンバージョンポイントの変更
既に顧客リストが多い店舗様だったため、ミニマムに動いて大きな売り上げを体験していただき、信頼を得るところからスタートしました。
マーケティングのどこから着手するかは、企業様の現状をヒアリングしてから最適な流れを一緒に考えてはいきますが、中小規模の経営者様であればまずは売り上げを実体験したいというのが本音かと思います。
どうしたら最短かつミニマムな動きで売上を立てることができるのかを、私たちと一緒に考えていきましょう。
まとめ
マーケティングコンサルタントは、その専門知識と経験を活用して企業のマーケティング戦略を設計、実行、評価する役割を果たします。しかし、一部の人々は、コンサルタントが現場の経験を欠いていると感じ、その価値を疑問視することがあります。
しかし、自社の要望に見合ったコンサルタントは新たな視点を提供し、未発見の機会を見つけ出すことができるのです。
マーケティングコンサルタントを効果的に利用するためには、明確な目標を設定し、コンサルタントと密にコミュニケーションを取ることが最も重要です。
『ミニマムWEBマーケティング』は、エンドユーザー様向けのビジネスを展開している中小企業様へ向けて、無料ヒアリングをさせていただきます。何からどうマーケティングをはじめればいいか分からないという経営者はこちらからご連絡ください。
一緒に最適なマーケティング戦略を立てていきましょう。
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